Case2. 苦節1年。ようやく初ゲット。
2018年1月初旬、地元である地方都市にて。
この時期はやはり冷え込む。
22:00前に待ち合わせ場所で落ち合い店へと向かう。前々日にストリートで声掛け、連れ出しした案件とのアポである。
事前にLINEで知らされていたのだが、元々友達と遊ぶ約束があり、さらに翌朝に用事があるため、22時~23時くらいでしか飲めないよ、という厳しい時間の制約があった。
加えて、集合場所から店に向かう途中で先手を打たれた。
「今日車で来たから飲めないんだよね」
2人で飲みたいと言って誘ったのに、車で来るとは俺とのデートにやる気がないという証左としか思えなかった。
一方で、お酒を飲ませさえすればゴールまで行けると確信した。
※代行という手段はこのとき頭から抜けていた。。
お店に到着。
何度か行ったことのある雰囲気の良いバー。道を挟んだ向かいにはラブホテルがある好立地だ。兼ねてよりこの辺りでアポを入れるならここしかないと決めていたバーである。
まずはビール、相手はノンアルカクテルのシンデレラ。
ストで連れ出したときにある程度和んでいたため、早めに恋愛トークに移行した。
「今日俺と2人で会ってること彼氏に話してきた?」
「え、あー、うーん…」
どうも歯切れが悪い。
「あ、付き合ってる人いるんだね笑」
「うん、一応」
・・・
1年ほど付き合ってる彼氏がいるものの、新卒で某大手企業に就職して以降、態度が横柄になり、それに嫌気がさして、今は距離を置いているとのこと。
「最近彼氏と会ったのはいつ?」
「年末に2人で台湾に行った時だよ♪ 4泊だったんだけど、使えない奴だな~みたいなことを言われてあまり楽しくなかった。。」
エピソードを聞く限り、彼氏への想いはかなり冷めているようだ。
色々と褒めまくってたら、
「ノエラくんてチャラいよね、いつもこんなことしてるんでしょ?」
「そんなことないよ、緊張で心臓がバクバク言ってるもん笑 チャラい人嫌いなの?」
「うん、やだ、、」
女性の言葉は信じてはいけない、行動だけを信じろ、というフレーズが頭をよぎる。
「2人で会うの緊張するとか言ってたけど、普通にリラックスしてそうじゃない?」
「え、そんなことないよ。。今も手汗止まらないし、、」
「ホント?チェックしていい?笑」
そのままの流れで手を繋ぐ。ハンドテスト、ノーグダ。行動を信じよう。
連れ出したときに一緒に飲んでいた友達がウェイ系の雰囲気だったので、テキーラとか飲んでそうだよねという話から、テキーラ飲んだことないから飲んでみたい、という流れになった。
しかし、今日相手は飲めないはずである。
「飲んだら帰れないよ?」
「うん、、」
「一緒に飲もうか。つまり、、今日は帰したくないってこと笑」
「もう一杯飲みながら考えさせて笑」
「グレンリベットロックとシャーリテンプルお願いします」
2杯目に移る。
自分の生き方やいいなと思った女性にしかアプローチしないこと、自分も彼女とは距離を置いてることなどを伝えていった。
「チャラそうだけど、意外と真面目なんだね」
価値伝達が上手く出来ているようだった。
「テキーラ飲む?今日は俺のせいにして良いからね」
(小さく、頷く)
「テキーラショットで2つお願いします」
陥落。
サービスで落花生が出てきたので殻を剥いて、直接口に持っていくと食いついて来た。これは行けると確信。
会計をもらい店を出ると目の前はLH。
部屋に入る。ノーグダ。
プレイヤーとして活動を始めて以来、初ゲット。甘美なセックスだった。
地元スト/準即/26歳/Dカップ/A級